文書作成日:2025/12/11
令和7年度補正予算案1/医療・介護等支援パッケージに1.3兆円

 11月28日、令和7年度補正予算案が閣議決定されました。年内の成立を目指し、国会で審議されます。

 注目されるのは、11月21日に打ち出させた総合経済対策による「医療・介護等支援パッケージ」に、1兆3,649億円が充てられたことです。他にも、医療・介護の確保やDX推進等に2,277億円、創薬・医薬品供給関連に1,527億円、感染症対策に627億円など、厚生労働省所管として合計2兆3,252億円がこの予算案に含まれました。

 今回は、どのような医療・福祉関連の支援策が盛り込まれているのか、厚生労働省が公表した予算案の概要資料をもとに、主要な項目を確認したいと思います。


「医療・介護等支援パッケージ」:1兆3,649億円

 うち、医療:1兆368億円

 うち、介護等:3,281億円

医療・介護の確保、DXの推進、「攻めの予防医療」の推進等:2,277億円


 このほか、医療・福祉事業の経営に関わる項目として、「最低賃金引上げに対応した業務改善助成金による中小企業等の賃上げ支援」に352億円が充てられています。

 予算案の概要は、厚生労働省のホームページでご確認ください。

[参考]
 厚生労働省「令和7年度厚生労働省補正予算案の概要

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
 本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
戻る